食物網の自律進化モデルによる生物の多様化と系統図
進化の時間は下から上に向かって進む.水平方向の 2
次元平面には,自分が利用する(摂食する)ニッチと,
利用される(摂食される)ときのニッチが,座標となっ
て表されている.ニッチ平面の座標位置の変化は,突
然変異と自然選択によって駆動されるように反応拡散
方程式で定式化してある.系には,生産者のみが使え
るエネルギー(植物にとっての光のような)だけが流
入し,最初は生産者(緑色)だけが存在する状態から
スタートする.早い段階で,それを摂食する消費者(捕
食者,紺色)が現われ,生産者と捕食者の系統は時間
自然界に存在する多種多様なシステムを対象として,個別科学に立ちながら,その枠を越えてシステムとしての仕組みと挙動を解明し,人間・社会にまで関係するものを含めてその制御を考究する.
ここでいう自然界のシステムには,物質的・地球的・生命的・生態的なものを含む.この大講座は以下の4つの研究グループから構成されている.